社会福祉法人博愛会では、大分市野田にある「第一博愛寮」(大分市野田759ー1)の老朽改築工事が完了し、2018年11月15日(木)に落成式を実施します。
昭和57年に建築された「第一博愛寮」は築36年が経過し老朽化したため国・大分市より補助金を頂き、改築工事を行いました。当施設は知的障がい者80人が入所する障がい者支援施設です。
障がいがあっても「生きるとは何か」を施設のコンセプトに、北欧の福祉建築を学んだ株式会社莫設計同人(京都市中京区)の松村正希一級設計士に依頼し、モダンで家庭的な施設が完成しました。
RC造の管理棟1棟と木造平屋2棟と木造2階建て1棟に84部屋の建物で障がいの特性ごとのユニットを4つ構成し、全室トイレ付の個室タイプに一新しました。
新生第一博愛寮は木造の全室個室で自分専用のテレビとソファーがあり、マットレスは一流ホテルにも納入される南美唄福祉工場のポケットコイルマットレスです。
引っ越し後は利用者さんの心が穏やかになり人間関係のトラブルが激減する等の変化がありました。博愛会では利用者さんの環境改善の取り組みを継続的に行います。