キッチン花亭
KITCHEN HANATEIひとりひとりを大切に
食にも人にも優しいワンチーム
誰かが近くで励ましてくれ、誰かが叱ってくれ一緒に働く仲間がいる。自分で働いて給料をもらい貯める、使う。休みの時は自由に外出して買い物をする。そんな当たり前の生活を手にするためにキッチン花亭はできました。
働く活力は
「またあした!」の合言葉
キッチン花亭の朝は、4:00から始まります。すぐ手に届きそうな満点の星を眺めながらの出勤です。ボイラーの水抜きから、食材出し、焼き物、煮物と一連の準備が終わったあと日勤の従業員さんたちが8:30前にやってきます。職員よりも早く出勤して、朝礼を待つ従業員さんもチラホラ…。
花亭は、総菜部門・メンテナンス部門・クリーニング部門からなるA型事業と洗浄部門とカット野菜部門からなるB型事業を展開しています。
一人一人が夢の実現に向けて日々頑張る従業員さん、その夢を何とか実現させてあげたいと寄り添う職員…その合言葉は「おつかれ様、またあした!」。設立以来交わされるこの挨拶が、明日への活力となっています。明日が休みの人も「またあした!」なのです。
日本一の給料水準をめざして
花亭で働く従業員さんたちは、結婚や車の免許取得、一般就労等々と多くの夢をもっています。
その実現に向けての経済的基盤となるのは、皆さんの給料です。A型事業所で働く人には、大分県の最低賃金を最低限度とした給料を全員に支払っています。B型事業所では工賃倍増計画に沿った工賃を支給しています。
また、就労意欲向上のため年度末には、一時ボーナスという形で還元も行っています。どうしても一般就労がかなわない方にとっても、何ら一般企業とかわらない職場環境を目指しています。
できないから、できる事業所へ
とかく新規事業を始めるにあたっては、不安が付きまとうものです。
花亭も当初は不安だらけで「できない」と返答することが多い日々でしたが、現在では、従業員数はあまり変わっていないものの、やり遂げる仕事量はかなり増えています。また、地域にも出かけ地域の中で必要とされる事業所を目指してきました。
現在では、地元自治会と“災害時食糧無償提供協定”を結び、年一回協定にともなう訓練も自治会と行っています。また、地域における一人暮らしの高齢者へ宅配食を提供し安否の確認を合わせて行う等の事業もはじめています。
大分県共同募金会が行っている“募金百貨店プロジェクト”にも協賛事業所として参加しており、毎年表彰も受けています。
“食”を通して笑顔と元気を与えたい
人生の中での一番の楽しみであろう“食”に基本をおき、近年増加しているさまざまな“食”への期待に応じられるよう専門性をさらに磨き、ハード面からもソフト面からも環境を整えていきます。
特に今後、ニーズが高まるであろう高齢者向けの食事が事業所の売りになれるよう「食にも人にもやさしい職場づくり」を行い、研鑽・努力を重ねていきます。