パルクラブで「竹田ジビエ」ハムを開発しました

パルクラブで「竹田ジビエ」ハムを開発しました

10月19日(月)大分合同新聞でパルクラブが「竹田ジビエハム・ソーセージ」の開発について紹介されました。 今後は竹田市のふるさと納税の商品としても検討されています。

「竹田ジビエ」ブランド化へ 就労支援施設がハムやベーコンを商品化へ
(以下、大分合同新聞より引用。Yahoo!ニュースにも掲載されました。)

 竹田市久住町有氏の就労継続支援施設パルクラブ(大塚哲生施設長)は、イノシシ肉のロースハムやベーコン、ソーセージを商品化した。肉のうま味を引き出し、独特の臭みを抑える工夫を施している。加工を依頼した市は「ジビエの消費拡大につながる」と期待。「竹田ジビエ」でブランド化と販路拡大を目指す。


 市農政課によると、市内の鳥獣による農作物被害額は年間2千万円以上。市猟友会メンバーが中心となり駆除に当たっている。2019年度の実績はイノシシ2976匹、シカ1935匹。捕獲数は年々増加する中、9割以上を土に埋めて処理しており、市が肉の活用方法を探っていた。

 同施設は障害者の就労支援で約20年にわたって豚肉加工を手掛けたノウハウを持つ。3月から研究を始め、「ジビエは獣臭いといったイメージを変える味に仕上げたかった」と若林孝支援課長(57)。ロースハムやベーコンは調味料の配合と熟成期間の試行錯誤を重ねた。ソーセージは粗びきとバジル、ペッパーソースの3種類で、ショウガで味を整えた。


 料理人ら向けの試食会では「イノシシの肉とは分からない」「脂を生かした奥深いうま味を楽しめる」と好評だった。材料を提供した精肉加工場「竹田オーストリッチファーム」(市内飛田川)の吉良富伯(とみのり)代表(78)は「イノシシやシカの肉を食べる人が増えれば、生命の循環につながる」と手応えを口にする。


 加工品の販売は11月中旬から開始する予定。価格はベーコンとハムが60グラム、ソーセージは80グラム(4、5本)入りで500~600円。同施設で通信販売を手掛けるほか、市はふるさと納税の返礼品などに活用する。市内の旅館や飲食店にも売り込む。同施設はシカ肉加工品の商品化も目指している。

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