第一博愛寮で室内お買い物レクを楽しみました♪
第一博愛寮がある大分市内も、このところ感染者数が急激に増加しており、外出自粛の機運は高まるばかり。また平年より20日も早い梅雨入りで、連日お天気は雨。日中活動の屋外アクティビティも出来ず、利用者さんは館内で過ごす時間が増える一方です。
「毎日、雨とコロナで何かと制限は増えるばかり。これではストレスも溜まってしまう。今利用者さんが一番したいことは何だろう?」気が付けばそんな会話がスタッフ内で増えてきました。そしてベテランスタッフはもちろん、新人スタッフも一緒になって議論し生まれたアイデアが、今日ご紹介する第一博愛寮のユニット内でのお買い物レクリエーションでした。
通常はスタッフの引率で利用者さんが近隣の店舗へ出かけ、それぞれ日用品や娯楽用品を購入していますが、現在は自粛中。買い物が大好きで、その日を楽しみにしていた利用者さんたちは大喜び!
なお、よりリアルな買物気分を味わっていただけるよう、お店の配置・商品陳列に工夫を凝らしたほか、看板やレシート(!)を手作りしました。
そして、利用者さんの生活の様子や好みをよく知るスタッフが商品を選定。書籍・文具・衣類・装飾品・掃除用品を含む日用雑貨など、まるで本当のお店のような豊富な品揃えで利用者さんをお出迎えしました。
また今回お買物に使用した紙幣は、それぞれの利用者さんに別のレクリエーションで各自色を付けてもらい、使用後ラミネート加工してお渡しすることで、一つの作品としてお部屋で楽しんでいただいています。
梅雨はこれから。そして感染症の終息はまだまだ出口が見えない状況です。今後もこうしたレクリエーションを通じ、この「いつもとは違う日常」でも穏やかに過ごせるよう、暮らしの中の「ハレの日」を楽しんでいただきたいと考えています。