令和6年度 九州地区知的障害者福祉協会 種別部会・合同研修会に参加

令和6年度 九州地区知的障害者福祉協会 種別部会・合同研修会に参加

2025年2月5日(水)から6日(木)にかけて、宮崎県宮崎市の宮崎観光ホテルにおいて、令和6年度 九州地区知的障害者福祉協会 種別部会・合同研修会が開催されました。本研修会には九州各地から多くの関係者が集まり、社会福祉法人博愛会も参加。法人の入所施設を中心に看取り支援検討委員会のメンバーが一堂に会し、これまでの活動成果を共有する場となりました。

障害者支援施設部会では、「それぞれの施設で出来る終焉支援」をテーマに、講演と座談会が行われました。特に、上白木悦子先生(大分大学 福祉健康科学部教授・学長補佐)による講演は、第一博愛寮における5年間の看取り支援活動を総まとめする内容でした。先生の発表では、利用者の意思決定を尊重しながら、寄り添い支援を実践してきた事例が紹介され、参加者たちに深い感銘を与えました。

また、根本昌彦先生(国立のぞみの園 研究部参事・看護師・社会福祉士)の講演では、知的発達障害者の健康な人生をテーマに、疾病予防から看取りまで幅広い視点での支援の在り方が論じられました。お二人の講師による座談会では、具体的な取り組みや課題解決のアイデアが議論され、終焉支援を含めた施設運営の未来について重要な学びが得られました。

今回の研修会を通じて、九州地区全体での障害者支援施設の取り組みが共有され、私たち博愛会の終焉支援と看取り支援に関する研究活動が大きな意義を持つものであることを確認することができました。これからも地域社会と連携しながら、利用者に寄り添った支援を進めてまいります。

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