国立のぞみの園による研究インタビューが第一博愛寮で実施されました

国立のぞみの園による研究インタビューが第一博愛寮で実施されました

国立のぞみの園からの研究インタビューがオンラインにて行われました。このインタビューは、令和5~6年度に厚生労働科学研究費補助金の助成を受け「障害者支援施設や共同生活援助事業所、居宅支援における高齢障害者の看取り・終末期の支援」に関する研究の一環です。

博愛会の取り組み

今回のインタビューでは、博愛会が法人の取り組みとして設置された「看取り支援検討委員会」と、第一博愛寮の施設の取り組みとして設置した「終焉支援および看取り支援検討委員会」が行ってきた5年間の取り組みについてお話ししました。これらの委員会は、利用者の人生の最終段階における支援を充実させるために、現場の実践を通じて知見を積み重ねてきました。

意思決定支援「やりたいことリスト」に対する注目

また、インタビューの中では利用者の意思決定支援の一環として導入された「やりたいことリスト」にも注目されました。このリストは、利用者自身が希望する活動や目標を明確にするためのツールとして活用しています。国立のぞみの園の研究者のみなさんは、この方法に大きな関心を寄せ、その実践例や成果に深い興味を示してくださいました。

地域と施設の連携による支援の充実へ

第一博愛寮は、地域医療機関との綿密に連携を図りながら、高齢障害者への看取り・終末期支援を強化しています。このような実践が、施設内外での支援体制構築に役立っています。

国立のぞみの園の根本昌彦氏は「看取り支援の研究や看護師ネットワークの連携などに関して引き続き連携を取っていきたい」と述べられました。

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