上白木悦子先生、上智大学へ異動「看取り支援検討委員会」オンラインで継続へ
5年間にわたり社会福祉法人博愛会の「終焉支援および看取り支援検討委員会」にご尽力いただいた上白木悦子先生が、このたび大分大学から上智大学へ異動されることとなりました。それに伴い、委員会は来年度よりオンライン形式で継続することが決まりましたが、今回の異動を機に大分での活動は一区切りとなりました。

上白木先生は、これまで委員会の中心的な役割を果たし、第一博愛寮における看取り支援の方向性を明確にする重要な研究と実践に携わってこられました。その成果は、看取り支援の質の向上だけでなく、全国の福祉施設の終焉支援と看取り支援の進化に向けた貴重なモデルケースとして注目されています。

3月の委員会最後の対面会議では、釘宮卓司理事長より感謝の言葉が述べられるとともに、吉弘郁代委員長からお礼の花束が贈られました。釘宮理事長は、「これまで博愛会の活動に大きな力を注いでいただき感謝申し上げます。これから新しい場でのご活躍を心よりお祈りしております」と述べ、上白木先生の今後のご活躍を祝福しました。

上白木先生は、これからもオンラインを通じて委員会に関わり続け、遠方からも博愛会の取り組みを見守ってくださる予定です。この継続的な支援は、博愛会の終焉支援・看取り支援のさらなる発展に寄与するものと期待されています。

博愛会はこれからも、上白木先生の研究成果を基にしながら、利用者とそのご家族に寄り添った支援を推進してまいります。
